鉛フリー半田検査セット（鉛フリーはんだ・ハンダ）

PB　Free

■鉛フリー（PBfree)半田検査セット　簡易法　

型式　KYKB 定価　\15,000-(税別）（測定回数100回）
安価な”半田付けされたリード線や部品”もそれが製品にくみこまれますと、高価な商品となります。安価な製品だからといって、油断できません。万一、混入しますと後から膨大な費用が発生する恐れがあります。環境汚染のさけばれている今、鉛入り半田から鉛フリー半田に移行が始まっておりますが過渡期の製造現場では、現在、両方の設備が並行しして稼働しています。

本当に”鉛フリー半田かどうか”の疑問がわいたとき、どう対処しますか？

鉛フリー半田も鉛入り半田も使用された後は、目視では判別できません。作業行程をさかのぼって、指示通りに行われたかどうかをチェックして、確認するしか方法はありません

そんな時　＜鉛フリー半田検査セット＞が大いに力を発揮します
鉛フリー半田検査セット　ご質問事例集 （Q&A)　

RAFものづくりBlog(ブログ）の抜粋

企画：大田区異業種交流会RAF

検査方法（ワイアーハーネスで実験）
1. R1試薬を検査ケースに1.5ｍｌずつ取ります
2. 次に被検物（半田付けされた部分）を溶液に浸します
　　この時点ではどちらが鉛半田か判別できません
3. 3～4分経過後R2試薬を1滴加えます（1滴で十分です）
4. ケースにふたをして軽く混ぜて比色します
　　左側が鉛入り、右側が鉛フリー半田です
溶液自体は無害ですが、鉛が検出された測定液には鉛が含まれて
おりますので、水で希釈するか適正な処理を行ってください。

鉛フリーはんだ検査方法：キシレノールオレンジ比色法による検査　測定時間　3分

●このセットはSn-40PbのハンダとSn-2-4Ag-1Cuの鉛フリーハンダを想定しています。
これ以外のハンダで検査する場合は、事前に確認してから使用して下さい。鉛フリー半田でも、含まれる金属（銅、亜鉛等）によっては検出される可能性があります。また、鉛の含有量によっては検出されない場合があります
●ハーネスの場合導線中の銅が溶出して発色しますので半田部分のみ液に浸して下さい
●溶出時間、溶出量によって発色が異なります

使用前、使用後の取扱い注意
子どもの手が届かない、冷暗所に保管して下さい

鉛が検出された測定液には、数～10ppm程度の鉛が含まれていますので、産業廃棄物処理業者に委託するなど適切な処理を行って下さい

本製品は、取扱者へのMSDSの提供を義務づけた「PRTR法」「労働安全衛生法」および「毒物及び劇物取締法」に該当しません。

■製品

■鉛フリーとは？　鉛フリーはんだの基礎知識

Pbフリーはんだ　読み：ピービーフリーハンダ，ナマリフリーハンダ

従来から主流のSn-Pb共晶はんだを代替して，Pbフリー化したはんだ。有力な候補には，Sn-Ag-Cu系やSn-Zn系の合金がある。採用で先行したのがSn-Ag-Cu系の合金である。接合強度が高いことを最も評価してのことである。接合強度の低いPbフリー・はんだを用いたために，製品出荷後にはんだ接合部がプリント配線基板からはがれてしまうといった問題が起こることは許されないからだ。ただし，Sn-Ag-Cu系の合金には課題もある。例えば溶融温度が高いことである。このため，耐熱性の低い部品の実装が課題となる。これに対しSn-Zn系の合金，「溶融温度が低い」「コストが低い」といった特徴を持つ。もともとは接続信頼性などの課題があったが，性能改善が図られたものの開発が進んでいる。

日経エレクトロニクス用語　TechON用語辞典より　携帯サイトはこちら

■RoHS 指令とは？

同指令は，EU全域で2006年7月の施行が決まっている。電気電子機器を対象に，Pb（鉛），Cd（カドミウム），Hg（水銀），6価クロム，PBB（ポリ臭化ビフェニル），PBDE（ポリ臭化ジフェニルエーテル）の六つの有害物質の使用量が規制される。

日経エレクトロニクス用語　TechON用語辞典より

戻る　