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xBounds(クロスバウンズ)とは

スマートフォン、アンドロイドタブレットPC、携帯ゲームの画像を、クオリティを落とさず無線で
ディスプレイに表示可能な
xBounds(クロスバウンズ)登場

xBoundsは、携帯電話やAndroid等のタブレット端末側で、ソフトウェアだけで動作するソリューションです。
スマートフォンの小さな画像もオリジナルがHDならば、劣化することなく大画面でHD画面を映し出します

端末側にはxBounds機能をソフトウエアで組み込み、受け手側のHD-TV、ホームシアター、プロジェクター等には、HDMI端子接続の小型ハードウェア・スティックで対応します。また、受け手側にxBounds機能の組み込みも可能です

実績のある標準技術を利用しているためWi-Fi, Wi-Fi Direct, HDMI, USB, Bluetooth, TCP/UDP IPI/Oインターフェイスに対応し、OpenGL|ES, DLNA, UPnPも利用できます
 



 

半導体の設計やIPコアの販売などを手掛けるリキッド・デザイン・システムズは2012末、ドイツDream Chip TechnologiesDCT)社が開発した無線映像伝送の組み込みソフトウエア「XBounds(クロスバウンズ)」の販売を開始。スマートフォンやアンドロイドタブレットなどの画面を無線LANで飛ばして、受信側のスマートフォンやタブレット、液晶モニター、大画面TVテレビに表示するソフトである。リキッド・デザインはXBoundsの日本の販売総代理店として、ソフトを機器に組み込む際の技術サポートなども行う。
スマートフォンやタブレットの画面をミラーリングする技術としては、Wi-FiAllianceが策定した「MiracastWi-Fi Display)」がある。Miracastは送信側の画面の映像をH.264形式で圧縮して送り、受信側でこのデータを伸長することで画面のミラーリングを行う。既にスマートフォンなどへの搭載も始まっているが、動画形式で映像を送るのでデータ転送量が多く、圧縮/伸長処理のタイムラグがあるため遅延時間も長いといった欠点がある(コーデックの高速化や伝送処理の最適化で短縮へと向かっているが、それでも100ms程度の遅延時間が発生する)。


一方XBoundsでは、送信側の機器は画面の映像ではなく、画面を描画するためのOpenGLコマンドを送る。つまり「送信機器のOSのグラフィック・ドライバーがOpenGLコマンドを発行すると、XBoundsがそのコマンドを複製して受信側の機器にも送る」といったイメージである。受信側では、コマンドを受け取ったGPUが再描画して送信側と同じ画面を表示する。OpenGLコマンドのデータは小さいので、動画形式で画面を送るMiracastよりも少ないデータ転送量で済む。Miracastは機器がIEEE802.11nに対応していることが必須であるのに対し、XBounds IEEE802.11b/gといった低速な無LANでもミラーリングが行える。例えば、ゲームソフトの「Angry Birds」のプレイ画面をXBoundsでミラーリングした場合のデータ転送量は、約50kバイト/秒程度という。映像の圧縮/伸長処理を行わないので遅延時間も短く、10ms以下という。このほか、受信側の画面を分割して4つの送信側の画面を同時表示する機能なども備える。


スマートフォン・アンドロイドタブレットメーカー(家電大手)やプロジェクタ・メーカー、カーナビゲーション機器メーカーに最適なシステムです

日経BP社Tech On!にxBounds販売の記事掲載 1012/11/13 中島 募=日経エレクトロニクス

弊社(株式会社SKRテクノロジー)の取り組みはデジタルサイネージ用途、アンドロイドマルチタッチ(AndroidStick HDMIドングル)をバンドルしたソリューションを展開いたします



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